何年も前から、腰をかがめて作業などすると腰痛を感じていた。
3ヶ月前にイタリアへ旅行に行った際に、重い荷物を持って移動したためか、腰に痛みと左足のしびれが起きた。左膝も痛く、異国の地で歩くのもきつい状態であったがなんとか帰国。
整形外科にてMRIを撮りL4/L5椎間板ヘルニアと診断される。治療は特にしてもらえず、牽引をし湿布をもらったのみ。「気長に付き合って行きましょう」と言われた。
知人の紹介で来院。 |
>>> |
初診時は座位での姿勢が一番強く、伸展すると症状が悪化した。
検査の結果、重心が左に傾き、腰椎の前湾のカーブがL4,L5のみに負荷を掛けている状態であった。重心を左に掛ける事により、椎間板の中の髄核を左に移動させ、神経を圧迫している。さらに、L4,L5の部分で腰椎の前湾がきつくなっているのも状態を悪化さる要因となっていた
。
治療は、まず髄核による神経圧迫を取り除くため、重心を真中に掛けるように行った。4回の治療で左足のしびれは消失し、左膝の痛みも消えた。
その後、腰椎のカーブを正常にし、胸椎の過後湾にもアプローチすることでL4,L5の負荷を取り除くと、腰痛も消失。
この患者の場合、身長が高く、成長期において机が合わない、イスが低いなどで、非常に背中が丸まっていたようだ。背中のカーブを正常にすることにより、さらに身長が3cm伸びた。現在、再発防止と姿勢管理を目的に1ヶ月に1度治療を行っている。 |